みなさん、こんにちは。
この記事では、
- 経済学部を受験する高校生
- 現在大学で経済学部に通う大学生
- 経済学部の大学院院試を目指す大学生
などの方々を対象に、経済学をテーマにした英語長文などで出てくる頻出英単語をまとめています。
経済の英語長文で出てくる経済英単語 20選
finance (財政)
意味
財政、資金、金融
意味は基本的に、『財政』として押さえておきましょう。
まれに、『融資』って意味でも出ます。
例文
The finance minister made big decision last year.
→財政大臣は去年大きな決断をした。
debt(借金)
意味
借金、負債
意味は覚えやすいですが、発音に注意が必要です。
3つ目の”b”は発音しない死音なので注意しましょう。
例文
He has a debt of 1 million yen.
→彼は100万円の借金がある。
fund(資金)
意味
基金、資金、公債
"Fund"は基本的には、資金と訳しましょう。
”IMF”の”F”はこの"fund"です。
例文
I was short of funds to found a company.
→私は、会社を設立するための資金が足りなかった。
expenditure(支出)
意味
支出,支出額,費用,経費
意味は基本的に、『支出』で対義語は"income"となります。
『It's a useless expenditure of 〜』で『〜の浪費』と表せます。
例文
Japan has to reduce public expenditure.
→政府は公共支出を削減する必要がある。
expansion(拡大)
意味
拡大
『expansion』は、『expand』の名詞形で意味は基本的に『拡大』となります。
また、拡大から転じて『発展』という意味もあり、
『Economic expantion』で『経済発展』となります。
例文
Japan can expect rapid economic expansion in the future.
→日本は将来、急速な経済成長が見込めそうだ。
currency(通貨)
意味
通貨
Currencyの意味は、『通貨』となります。
ちなみに、お札は『bill』と言います。
例文
I need to get local currency as soon as possible.
→現地通貨をできるだけ早く手に入れなきゃ。
capital(資本)
意味
資本
"Capital"は、経済学では『資本』と訳しますが、
日常会話で使われるときには、他にも『首都』・『大文字』という意味があります。
例文
I have a capital of 10 million yen now.
→今私は1000万の資金がある。
asset(資産)
意味
資産、財産
『asset』の意味も『資産』ですが、『asset』は特に『流動的な資本』を表します。
asset price inflationはまさに日本のバブル期の象徴です。
例文
I want to know how much is Japanese liquid asset.
→私は日本の流動資産がいくらかを知りたい。
deposit(頭金)
意味
頭金、手付金、内金
『deposit』は『預かり保証金制度』とも訳され、ホテルなどで手付金として最初に預けておくお金などをさします。
訳し方としては、『頭金、内金、手付金、保証金、敷金』など状況に合わせて訳しましょう。
I will make a deposit into my account.(私の家に預金する)
などのように、『預金』という意味でも使えます。
例文
I have put down a 1 million deposit on the car.
→私は、車に100万円の手付金を支払った。
wage(賃金)
意味
賃金
『wage』は、『hourly』『daily』などと合わせて以下のように表現できます。
- hourly wage ; 時給
- daily wage ; 日給
- weekly wage ; 週休
- monthly wage ; 月給
私たちがよく耳にする『時給』は、このように表せるのです。
ただ少しフォーマルな表現なのでネイティブには少し堅苦しく聞こえるかもしれません。
例文
My hourly wage is 1000yen.
→私の時給は1000円です。
loss(損失)
意味
損失
意味は基本的に、『損失』として押さえておきましょう。
日本語でも『〜をロスする』といいますが、あのロスはここから来ています。
ちなみに記憶喪失は英語で『memory loss』といいます。
例文
We unfortunately made big loss yesterday.
→残念なことに、我々は昨日大損失を生み出してしまった。
invest(投資)
意味
〜を投資する
意味は基本的に、『〜を投資する』として押さえておきましょう。
時間なども目的語に取れるすぐれものです。
例文
I plan to invest time in studying Economics.
→私は経済学の勉強に時間を投資する予定だ。
retail(小売)
意味
小売
『Retail』は、『小売』を意味し、動詞でも『〜を小売する』などと言います。
ちなみに、小売とは商品を完成状態で消費者に売ることです。
例文
This store retails many products.
→このストアはたくさんの商品を小売りしています。
commission(手数料)
意味
委任、手数料、委員会
Commisionは、『手数料』の意味だけでなく、『委員会』などの意味合いもあります。
文脈によって使い分けましょう。
例文
That agency gets 10 percent commission on sales.
→あの広告代理店は売り上げの10パーセントの手数料を得ている。
offer(〜を申し出る)
意味
〜を申し出る
意味は基本的に、『(自分から)〜を申し出る』と覚えておきましょう。
『ask』は『〜をお願いする』ですが、『offer』はあくまでも『〜を申し出る』のです。
よく、オファーが来た。と言いますが、あれは、『うちのチームに来てくれませんか?』と申し出ていますよね?
だから、オファー(offer)なんです。
例文
I was offered a job with them.
→私は彼らに一緒に仕事をしないかと誘いを受けた。
investor(投資家)
意味
投資家
『invest(投資する)』をする人から、『投資家』。そのままですね。
投資家の中でも、個人投資家は以下のような表現で表せます。
- a small investor.
- a private investor.
- a individual investor.
例文
I have many friends of individual investor.
→私にはたくさんの個人投資家の友達がいる。
output(生産高)
意味
生産高
『output』は、『生産高』の意味以外に『排出』などの意味もあります。
例文
The output of this store recently has been declining.
→最近、このストアの生産高が落ちてきている。
sum(金額)
意味
金額、合計
sumには主に2つの意味があります。
- 1つ目が『金額』
- 2つ目が『合計』
です。
1つ目の意味では、
The sum of 1 million yen.
(100万円という額)
のように言います。
2つ目の意味では、
The sum of 1 and 3 is 4
(1足す3の合計は4です。)
のように言えます。
では、例文を見てみましょう。
例文
I paid the sum of 1 million yen.
→私は100万円の額を支払った。
parent company(親会社)
意味
親会社
”parent”はそのまま、両親。
それを”company”と結びつけるだけです。
日本の会社で例を挙げると、auがUQmobileの親会社に当たります。
例文
Z company is the parent company of ABC.
→Z社はABC社の親会社だ。
また、親会社は英語で”parent company"ですが、子会社は"child company"とは言いません!
子会社は英語で、"subsidiary"と言います。
shareholder(株主)
意味
株主
"share"は"株"のこと。"holder"は"hold(〜を持つ)"の名詞で、”〜を持っている人”となります。
そして、その2つをくっつけて『株を持っている人=株主』と覚えましょう。
例文
We have a shareholder's meeting this week.
→今週は株主会議があるぞ。
おわりに
いかがだったでしょうか?
経済学の英単語のソースってかなり少ないですよね。
今回ご紹介した英単語は経済学の英語長文を読むうえで必ず必要となる知識です。
確実にものにしましょう。
そして初級編をものにしたら次はそのまま中級編を覚えましょう。
ではでは、
Good Luck!!