








アメリカ英語 / イギリス英語 / カナダ英語 / オーストラリア英語 / ニュージーランド英語
があるけど、今日はその中でもより重要なアメリカ英語とイギリス英語の違いについて見ていこう!大きな違いを4つ挙げて説明するね!

◆ 発音
アメリカ英語とイギリス英語とでは
同じ意味の単語でも、発音に違いがあるものがあります。
代表的な例として次のものが挙げられます。
アメリカ英語 | イギリス英語 | |
can't (〜できない) | キャント 【kˈæːnt】 | カーント 【kάːnt】 |
tomato (トマト) | トメイトー 【təméɪṭoʊ】 | トマートー 【təmάːtəʊ】 |
often (よく) | オーフン 【ˈɔːfən】 | オフトゥン 【ˈɔːftən】 |
vitamin (ビタミン) | ヴァイタミン 【vάɪṭəmɪn】 | ヴィタミン 【vítṭəmɪn】 |
◆ 語彙
アメリカ英語とイギリス英語では、
意味は同じだけど、使われる単語が異なるものが存在します。
有名な例として、
サッカーのことを
アメリカ人は "soccer" ,
イギリス人は "football"
って言ってるのを聞いたことがありませんか?
あれがこの "語彙の違い" です。
日本で言えば、
"ありがとう" を
京都では、"おおきに"って言いますよね。
あれと同じです。
下の表に、主な例を挙げておきます。
アメリカ英語 | イギリス英語 | |
サッカー | soccer | football |
飛行機 | airplane | aeroplane |
飴 | candy | sweets |
ガソリンスタンド | petrol station | gas station |
校長先生 | principal | headmaster |
トイレ | restroom | toilet |
おむつ | diaper | nappy |
郵便ポスト | mailbox | postbox |
消しゴム | eraser | rubber |
ゴミ | garbage | rubbish |
地下鉄 | underpass | subway |
ポテトチップス | potato chips | crisps |
映画館 | theater | cinema |
レインコート | raincoat | mackintosh, mac |
ナンバープレート | license plate | number plate |
◆ 文法
実は、文法にも違いがあります。
今回は、代表的な例として3つ紹介します。
また、現在日本人が学んでいるのはアメリカ英語なので
イギリス英語になると"どの様に変わるのか"に注目して見てください。
1, "get"の過去分詞形
アメリカ英語 | I have gotten tired of study. (勉強に飽きてきた。) |
イギリス英語 | I have got tired of study. (勉強に飽きてきた。) |
"get"のP.P(過去分詞)に関して、
アメリカでは、"gotten" が好まれ、
イギリスでは、" got" が好まれる傾向があります。
意味は同じです。
2, 冠詞の使い方
アメリカ英語 | I am in the hospital. (私は病院にいます。) |
イギリス英語 | I am in hospital. (私は病院にいます。) |
アメリカ英語 | I will send my son to study in the university. (私は息子を大学で勉強させるつもりです。) |
イギリス英語 | I will send my son to study in university. (私は息子を大学で勉強させるつもりです。) |
アメリカ英語 | I want to be a teacher in the future. (私は将来先生になりたいです。) |
イギリス英語 | I want to be a teacher in future. (私は将来先生になりたいです。) |
冠詞の使い方に関しても、
イギリス英語だと
上記の様な特定の表現で、
冠詞を抜いてしまうことがあります。
ただ、イギリスで "in the future"と言っても
間違いではないので、使っても全然大丈夫です笑
3, Have と Take
アメリカ英語 | I want to take a walk. (散歩したいです) |
イギリス英語 | I want to have a walk. (散歩したいです) |
アメリカ英語 | You should take a break from your PC for a while. (パソコンから少し離れたら?) |
イギリス英語 | You should have a break from your PC for a while. (パソコンから少し離れたら?) |
アメリカ英語 | Please take a seat. (どうぞお座りください) |
イギリス英語 | Please have a seat. (どうぞお座りください) |
これに関しても、
イギリスで"take"を使ったから間違いということは全くありません。
あくまで、
アメリカ人は"take"を好み、
イギリス人は"have"を好む。
ってだけです笑
2, 日付け
日本語では、
日付けは "2015年 10月20日" の様に書きますよね。
実は、英語だと書き方や順序が変わるのです。
さらに言えば、英語の中でもアメリカ英語とイギリス英語でもまた変わって来るのです。
アメリカ英語 | 10/20/15 |
イギリス英語 | 20/10/15 |
日本の書き方に慣れているとすごい違和感がありますよね笑
◆ 正書法 (書き方)
アメリカ英語とイギリス英語では、単語の末尾などで正書法の書き方が異なります。
これの理由の一つが、
イギリスはかつてフランス語を公用語としたノルマン朝やプランタジネット朝の支配を受けていたことがあり、それによりフランス語の影響を受けているためです。
主な例として以下のものが挙げられます。
☆『re』と『er』の違い
アメリカ英語 | イギリス英語 |
center | centre |
meter | metre |
specter | spectre |
☆『our』と『or』の違い
アメリカ英語 | イギリス英語 |
color | colour |
meter | metre |
specter | spectre |
もし、イギリスやオーストラリアに行って、
ショッピング"センター"でお馴染みの"centre" などの文字を見つけても
“ あれ、スペル間違ってる! centerでしょ?”
とは思わないで下さいね笑
これらは、イギリス流の証です!
もしイギリスでこれらの単語を見たら、
ここで学んだことをぜひ思い返して見て下さい。